【長崎校講師blog】参考書選び
参考書選び
突然ですが医学部の教科書ってどのようなものだと思いますか。中身は?値段は?
浪人生や現役生ではみなさん良い参考書が手に入ればいいなと思うのでしょうが医学部生でも教科書、参考書を買うとなったらすごく悩みます。
医学部の教科書は書店では専門書として販売されていることがほとんどで専門書というと小説みたいな、絵がほとんどない、文字の羅列が載っているというイメージを持たれている人も多いです。ですが、そういう本ばかりではなく、イラスト、図、グラフなどが随所にちりばめられた本もあります。専門書は日本人の先生方が書かれた本、外国人の先生が書いたものを日本の先生が訳したものがありますが、どっちが良いとは一概には言えません。どちらも日本語として読みにくい本があるのです。偉い先生も国語が得意とは限らないのです。良くないものは本当に良くないです。主述関係さえよくわかりません。ですが、専門書はおおむね高価です。一万円くらいするものも珍しくありません。なのに、そういう本も良書も同じような値段です。教科書も買う以外にも、先輩から譲り受けるものもあります。それなら少々いまいちでも諦めきれますが、間違えて購入しようものなら気持ちがふさぎこみますし行き場のない怒りがこみ上げてきます。医歯薬学部では読んで得る知識が将来自分の仕事に直結してきます。自分にあった良い本を選ぶことができるようになることはとても大事なのです。
自分はどの本でも「はじめに」と「この本について」を読んで、そのあと、大まかに全体をみて自分のレベルであるとか求めている水準であるかを確かめて買うようにしていました。みなさんも参考書を買うときには自分にあったものかどうか注意すると良いですよ。