熊大医学部のカリキュラム(1年生時実習編)

熊大医学部のカリキュラム(1年次実習編)

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皆さんこんにちは!もうすぐ受験生にとってとても大切な季節である夏が来ます。

体調管理に気をつけて全力で勉強していきましょう。

 

前回、前々回と私の通う大学の医学部1年生の授業についてお話しましたので、今回は1年生時の実習についてお話したいと思います。

私も入学したばかりの頃そうだったのですが、医学部の実習は白衣を着て病院に行って、、、みたいな印象がありますよね。その想像は半分当たりではあるのですけど、おそらくほかの医学部でもそうですが病院での本格的な実習というのは学年が上の方にならないとできないのです。いま医学部生は3,4年生の時(多くは後者)に、通称CBTとOSCEという共用試験というものに合格して、Student Doctorという資格を取らないといけないのです。これをとらないと本格的な病院での診療参加型臨床実習に参加できません。ですから、それまでは実習といっても病院内の見学という形に収まる程度のものになると思います。

そのような理由もあって私が通う大学では、1年生の時には早期社会体験実習というものがあります。これは県内の主に介護福祉施設を訪れ見学やお手伝いをさせていただくというものです。ここで医師を支えるコメディカル(看護師など医師以外の医療従事者)の方々の立場を体験します。みなさんも勉強されているとは思いますが近年チーム医療の重要性が叫ばれていますので、こういった体験も貴重な財産となります。低学年とはいえ学ぶことはたくさんあるわけです。

 

さて、今回はこの辺にして、また次回医学部についてお伝えしていきますね!!