第1回『医学部での勉強』~講義編~

第1回『医学部での勉強』~講義編~

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こんにちは^^

第一回はひとまず、医学部での勉強について書いてみようと思います。

 

大学によって少々の差はありますが、基本的に1年生のころは教養科目(総合大学の場合、他の学部の学生と共に学びます)を勉強します。具体的には、英語、第2外国語、物理、化学、生物など、高校の勉強に似たものから、心理学や経済学などの様々な学問の入門のような講義、その他様々な講義があります。(私の大学には焼酎という科目があり、受けてみたかったのですが残念ながら抽選もれしました笑)

 

教養科目と並行して、1年生のころから少しずつ医学の専門の講義も始まります。1~3年の間は、基礎医学を学びます。この基礎医学では、病気についてというよりは、体の機能や構造について主に学びます。具体的な科目でいうと、生化学、組織学、生理学、解剖学、薬理学、病理学などです。基礎医学は、試験が厳しい大学が多いようです。私の大学では、本試験で学年の半分も受からないという試験がたくさんありました(笑)一番ひどかった試験では、学年の9割以上が本試験で落ちました。(ほとんどの学生が再試験でちゃんとパスしましたよ♪)

 

 3年くらいから臨床の講義が始まります。いよいよ病気について本格的に学び始めます。講義の名前も、消化器、循環器、呼吸器というような感じになります。4年生くらいまで続きます。病気について具体的に学びだすので、基礎医学より興味を持てるという学生が多い気がします。ちょっとだけお医者さんに近づけた気がしたのは私だけでしょうか(笑)私は、父や母に、たまたま学校で習ったばかりの疾患について聞かれて(私の両親は医療関係者ではありません)、ドヤ顔で説明して、いい気になっちゃったこともありました。今思い出すと、はずがしい限りです・・・

 

 

医学部での講義はこんな感じです。

次回は、CBT、OSCE、そして、それを乗り越えた後の臨床実習について書きますね^^

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