【長崎校講師blog】新年度へ向けたアドバイス「“志望”と“願望”は違う」
新年度へ向けたアドバイス「“志望”と“願望”は違う」
2016年度入試も終わり、いよいよ新年度が始まります。
難関大学や医歯薬系を目指し、新学年を迎える高校生や浪人を始める受験生に伝えたいことがあります。それは「志望校のレベルと現状の学力の“差”を直視する」ということです。
難関大学や医歯薬系を“志望”していると、現状の自身の学力を忘れ、自分が勉強できる気になったと勘違いしてしまう受験生が多くいます(特に医歯薬志望者に多い)
.そして難関大学志望者用の難しい参考書や問題集に手を出し、ちっとも理解が進まないまま時間だけが過ぎていくケースが多々存在します。このようなことをやっている受験生は、医歯薬“志望者”ではありません。ただの医歯薬“願望者”です。
・教科書の基本レベルの問題はきちんと解けますか?
・センター試験形式の問題で7~8割毎回得点できていますか?
まず、自分自身で確認してみてください。決して「現状の学力が低いから、難関大学や医歯薬系をあきらめろ」と言いたいわけではありません。自分の現状を冷静に受け止め、志望校合格までの適切な計画を立て、今の自分のレベルに合った勉強を一歩一歩進めてください。
遠回りに感じるかもしれませんが、それが合格への一番の近道だと思います。