【長崎校講師blog】「英作文で勝つ」 (S先生)

「英作文で勝つ」

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国公立大学の2次試験が近づいてきました。多くの国公立大学の英語では英作文が出題されています。

あるテーマが与えられて150~250語の長い自由英作文が出題される大学もあります。

英作文ではどれだけ多くの英単語を知っているかより、基本の英単語を正確に使いこなせるようになることです。

単純な英作文=低レベルな英作文ではないのです。英作文の採点では減点方式の大学が多く、いかにミスを減らすか、そして最適な英単語で表現できるかが重要です。
例えば【話す】の動詞にはsay、tell、speak、talk がありますが、みなさんはこれを使いこなせていますか?

「【話す】の英単語で動詞直後の目的語に人を取れるのはtellだけだけど、例外があってtalkも~、、、」というのは多くの参考書をご覧になれば分かることと思います。

受験生はこの辺りの知識はよく身に付いています。しかしセンター試験のような選択式の文法問題には強いものの、作文の中で同じ意味の動詞の使い分けができる受験生は実はそう多くはありません。

ここではspeakとtalkの違いだけですが、簡単な例をあげて説明します。speakとtalkは後ろ続く前置詞はほとんど同じなので一緒のようなものだと思っている人もいますが、動詞が示すイメージは全く違います。

まずspeakですが、「聴衆や多くの人の前で一方的に【話す】」という意味になります。大統領、選挙の演説やプレゼンテーションで話すといったイメージです。