【長崎校講師blog】映画『母と暮らせば』を鑑賞して

映画『母と暮らせば』を鑑賞して医学生として思うこと

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山田洋次監督の「母と暮せば」を鑑賞してきました.主人公の二宮和也演じる浩二は長崎大学医学部の前身である長崎医科大学の学生であったこともあり,現長崎大学医学部生としてとても興味を持って見ることができました.

あらすじとしては,長崎医科大学の学生主人公の二宮和也演じる浩二は,長崎に投下された原子爆弾によって命を落とし,3年後再び母親のもとに突然現れ,敗戦後の人々の暮らしを見守るという物語です.(詳細は映画や小説をご覧ください)

私たちは普段何不自由なく平和に過ごせる時代に暮らしていますが,この映画を見て,70年前,志半ばで戦争によって命を落とした学生が大勢いたということを改めて認識しました.また,戦争で命を落とした人々だけではなく,残された家族たちは愛する人を失った悲しみから立ち直らなければならなかったつらい生活を送っていたという新たな側面も感じるものがありました.

平和な時代に生まれたことに感謝して,また,長崎で医学を学ぶ者として一日一日を大切に学んでいかないといけないですね.