浪人時代の意義(H先生)
浪人時代の意義
最近、自分の浪人時代を思い出すことがあるので今日はその話です。
僕は、実家が大阪にあり、二年の浪人生活を予備校AとBでそれぞれ一年ずつ過ごしました。
浪人にはいい点と悪い点の両方があると思います。
残念ながらいいことばかりではありません。もしかしたら、大学入試に熱中するあまり、入試後に燃え尽きてしまうかもしれません。実際にそう言う人を見たことがあります。
しかし、いいこともあります。ひとつの問題をじっくり考えることができるというのがやはり、あると思います。現役のうちはどうしても暗記に頼りがちで、問題の本質をじっくり考えるということはあまりできないのではないかと思います。
例えば数学でひとつの問題を二時間も三時間も考えていると、見えてくるものがあります。漠然とした概念が急にしっかりと理解ができる時があります。
浪人生の方は、そういった物を大事にされてみてはいかがでしょうか?