【長崎校講師blog】暗記にかける時間
暗記にかける時間
何かを、覚えようというときじっくり時間をかけるという方は多いと思います。問題は時間をかけたはいいもののどうも頭の中に入っていないという事があるということです。そのとき、もう一度同じことを繰り返しますか。同じ時間は繰り返さないものの、やはり、あまり一つのことに時間をかけたくない。
先ほど、とある記事を見て納得した事なのですが、覚えようと思ったら時間をたっぷりかけるよりも短時間の学習を繰り返したほうが断然良いそうです。
例えば、修学旅行であったであろうバスガイドさんと週3でいくようなコンビニの店員についてです。バスガイドさんはよそ見をしながら3時間顔を合わせていたことになります。コンビニではその店員さんはシフトがそこに入っているので、毎回会いこそしますが、あまり時間はかけず2,3分ぐらい顔を合わせればよいでしょう。
顔を合わせてから一カ月後、それぞれの人の顔を見せられてどれだけの人が思い出せるか聞いたら、おそらく、ほとんどの人はコンビニの店員さんは思い出せますが、バスガイドさんはなかなか思い出せないのではないでしょうか。たとえ、コンビニに1カ月行ってなかったとしても、人数は減るでしょうがコンビニの店員さんを思い出す人は多いと思います。顔を合わせた時間は、コンビニの店員さんとは40分足らずしか会っていません。でも毎日会っていたほうが苦労せずに思い出せるのです。
覚える上では時間よりも、数をこなすことが大事です。もちろん、短い時間でもちゃんと覚えようとする姿勢は必要ですがあまり一つに時間をかけずぎると他の科目に時間を回せなくなりますし、忘れたときの虚しさも大きいです。